立件オンブズマン岐阜について

オンブズマンとは行政の悪事を暴く庶民の味方!

 多くの庶民の代わりに、国や行政を監視し、不正行為と思われることを発見した場合に苦情の申し立てをしてくれる人を『オンブズマン』といいます。
 オンブズマンは、スウェーデンで1809年に議会が行政府を監視する手段として設けられたとされており、スウェーデン語では『代理人』という意味をもっています。
 総務省行政評価局が国際オンブズマン協会の正会員となっている為、日本でオンブズマンの役割と担っているのは行政相談委員、行政苦情救済推進会議、総務省とされていますが、基本的には地方自治体ごとに私的に市民オンブズマンを発足しており、市民の立場から行政や企業などを監視するという形をとっています。

立件オンブズマン岐阜について

 岐阜県瑞浪市・土岐市・多治見市において平成15年以降の統一地方選挙における公営費の取扱が、特にポスター制作費に自己負担分が計上されていませんでした。他市での事例が新聞報道され、また選挙管理委員会の候補者説明会において詳しい説明が始まったこともあり、公営費用と自己負担分を平行して計上するように改善されたようです。
 しかし実際、過去に印刷業者の負担があるなら詐欺行為ですし、また政党からの提供であったとすると、選挙費用の報告書において領収書の発行されない収入に計上されなければならないのに未計上は、辻褄の合わない報告書でした。
 このような事案で、本来地方議員は予算決算の監視監督が本義でありながら自ら襟を正せないようなら、住民によるオンブズマンが議員や行政の不正を見逃すことのないようにして、血税の使用使途についても監理、場合によっては立件しなければなりません。
 但し、情実や忖度そして力関係など、住民の知らないところで政策決定することも多々あるとするなら、住民による案件が立件できるようにしていきましょう。
 そのために、不正は告発し血税の奪還をするために自らは清貧で正義を貫き勧善懲悪の社会形成にむけて取り組んで参りましょう。